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6月16日

ハナワギク(花輪菊)

京都府立植物園にて(6月10日)

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キク科キク属 1年草
原産地 アフリカのモロッコ
花期は5月〜6月
別名 クリサンセマム・カリナツム
他の種との交配で最近は淡い色合いのものも作出されてきています。このような同心円の蛇の目の花色が鮮やかなものは少ないので良く目立ちます。

アナベル・リー        エドガー・アラン・ポー
Annabel Lee          (訳)松浦 暢

あれは 遥か とおい むかし
海辺の とある王国の ことだった。
その名も アナベル・リーという
乙女が 住んでいた
乙女のおもいは ただ ひとつ
わたしを愛し 愛される ことだった。

あのとき 乙女も わたしも まだ幼かった
海辺の とある 王国では。
しかし 二人は はげしく 愛し合った
わたしと アナベル・リーは
そう 翼ある天使さえも 二人に
妬き 欲しがるような ふかい 情愛で。

しかし 二人の愛は はるかに ふかい 愛だった
二人よりも もっと大人の愛よりも
もっと賢い人たちの 愛よりも。
空に住む 天使であろうと
海辺の 魔物であろうと
わたしの魂を 引きはなすことは できない
あの麗しの アナベル・リーの魂から。

月照れば わが夢に
あの麗しの アナベル・リーが かよい
星影きらめけば あの麗しの
アナベル・リーの明眸(ひとみ)は かがやく。
こうして 夜もすがら わたしは 添い寝している
わが愛する人――わが命 わが花嫁のそばで
海のほとりの あの奥つ城(き)
潮騒のとどろく あの女(ひと)の墓場で。

このエドガー・アラン・ポーの詩は、ポーの幼な妻(13歳で結婚し24歳で死別)
への哀切な思慕から生まれたといいます。この妄執ともいえる偏愛は、映画
の「ロリータ」や「恐怖のメロデイー」などのテーマとして取り上げられ、ロリコン
やストーカーの流行語を生み話題を巻き起こしました。

偉大な心はしっかりとした拠りどころを
持っている。 
卑小な心は願望しか持っていない。

          ワシントン・アーヴィング

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