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5月15日

園芸バラの原種

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『妖精の女王』より   エドマンド・スペンサー
               (訳)祖父江 美穂

バラ科バラ属 落葉低木
原産地  北半球に分布
花期間 5月~6月
バラはヒマラヤ山脈周辺地域から北半球に広がったとされています。原種バラの原産地の分類は、日本原産、中国原産、中近東原産、ヨーロッパ原産、北アメリカ原産に分けられます。
バラの利用は古くはヨーロッパや中近東では、香料や薬用として用いられました。中国や東南アジアでは薬用のほか花の鑑賞用でも栽培されていたようです。

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ああ、汚れを知らぬバラを見よ、
初めは何と麗しく恥ずかし気に
慎ましやかに顔を覗かせることか。
人目に触れるが少なければ
より一層美しく見える。
ああ、見よ、瞬く間に、
何と大胆に惜しげもなく
その胸をあらわにし、
あからさまに人目にさらすことか。
ああ、見よ、瞬く間にバラの色あせ、
落花するさまを。

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コウシン(庚申)バラ
(ロサ・キネンシス)

別名;長春花、月季花
原産;中国
四季咲きの性質からバラ品種改良に貢献。
ロサ・ギガンティア
別名;大花香薔薇
原産;ヒマラヤ山地の南東部。
大輪咲き。ティーの芳香で品種改良に貢献。
ロサ・フェティダ
原産;グルジアのカフカス山地
バラの黄色品種の親となる。
ロサ・フェティダ・ペルシアナ
原産;グルジアのカフカス山地
黄色八重咲きのバラの品種改良に貢献。
ロサ・ガリカ
別名;フレンチローズ
原産;ヨーロッパ中南部から中近東アジア。
一重咲きで芳香があり、多くの品種の親となる。
ロサ・ガリカ・オフィキナリス 半八重咲き
別名;アポセカリーローズ
原産;ヨーロッパ
古くから薬用として用いられた。
ロサ・ケンティフォリア
別名;キャベッジローズ
原産;ヨーロッパ中近東
ダマスケナとロサアルバの自然交雑種
バラ香水(ローズウォーター)の原料となる。
ロサ・フェテイダ・ビコロール
原産;中近東アジア
オレンジ色のバラの品種作出に貢献。
ロサ・モエッシー
別名;ムスクローズ
原産;中国
深い鮮やかな赤色
ロサ・カニナ
別名;ドッグローズ
原産;ヨーロッパ
ヨーロッパで一般的にあるノバラ。実(ローズヒップ)は食用になる。
ロサ マイカイ(玫瑰)
原産;中国
中国ではこの芳香を楽しむため花弁をお茶にした。
ロサ ポミフェラ
原産;中央~西アジア
別名;アップルローズ

花いろいろ(イバラ)いろいろのひと世とも
       夫とありたる幸をかなしむ
                         宮 英子

原種バラ コウシンバラ(ロサ・キネンシス
大阪市うつぼ公園バラ園にて

  バラの花の鑑賞を目的とした、園芸品種の創出が画期的な発展を遂げたのは、18世紀フランスのナポレオン皇帝の妃ジョセフィーヌが世界中のバラをリヨン郊外のマルメゾン宮殿の庭園に集め、専門の園芸家に交配育種を行わせ、新しい品種を次々に生み出したことによります。 ここから現代の園芸品種のバラの発展と、世界中の人々にバラの美をを広め、今日の多数のバラ庭園や個人の庭園への普及となったのです。
  また現代の園芸バラの元となった原種は諸説ありますが主に8種ほどあります。(日本のノイバラ、テリハノイバラ、中国のコウシンバラ、ロサ・ギガンティア、中近東のロサ・フェティダ、ロサ・ダマスケナ、ヨーロッパのロサ・アルバ、ロサ・ケンティフォリアなど) これに他の原種や原種自然交雑種を交配してオールドローズが多く作り出され、さらに品種間の交配が重ねられ、現在のモダンローズ隆盛期を迎え、これまで数千種ものの園芸品種が作り出されています。

一般のバラ→ 5月19日

原種バラ・ハマナス→ 5月16日

原種モッコウバラ→ 5月4日

日本の原種のバラ→ 5月3日ノイバラ(野茨)