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ゆきずりにみる人の身ぶりのうちから

そのひとの昔がみえてくる

垣間みたあやめの花が

をさない日の幻となる。

胸をふたぐといふものではない、

いつのまにかつみかさなつたものか

おのれのうちにくるめいてゐる。

藤の花の咲く空、とびかふ燕。

はつ夏   原 民喜


5月13日

アヤメ(文目)

アヤメ科アヤメ属
原産地 日本、アジア極東地方
花期 5月  花色 青紫、白
アヤメの仲間は多く、多種多様な形態や花色があります。よく間違えるのが端午の節句にお風呂に入れる菖蒲(サトイモ科)と花菖蒲(アヤメ科)の違いですね。花菖蒲とアヤメはまた種が違います。
アヤメは大きな花弁の内側にトラのような縞模様が特徴です。水際に生えず陸地に育ちます。

ひらがなの 母の匂ひや花あやめ
                   八十島稔

イチハツ(一八、逸初)  アヤメ科アヤメ属

アヤメは日本を含む極東地域の原産ですが、イチハツは中国中南部原産で室町時代頃に薬草(鳶尾草)として渡来しました。名前はアヤメにさきがけてまず咲く(4月〜5月)ことから名づけられました。アヤメとの違いは花弁が幅広で花弁の内側に黄白色の毛状突起があることです。

5月12日京都植物園にて

わら屋根や いちはつ咲いて橋の下  村上鬼城

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春日大社神苑にて

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