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4月28日

ヒイラギソウ(柊草)

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シソ科キランソウ属
原産地  日本(関東地方、中部地方)
花期間  4月〜6月
葉がヒイラギのように鋭く切れ込んでいるため名づけられました。花はキランソウやアジュガに似ていますが、少し姿も花も大きめで、半日陰を好むようです。アジュガの一族は花の形は同じで間違えやすいですね。関東を中心に分布して、現在は絶滅危惧種になっています。植物園や花屋さんでで見かけるのは園芸種が多いようです。

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花の道にて      永瀬清子

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貴方はどんな花がお好きとおたずねなさる
一本採ってはもうあまりにもはかない花で
しかしそれが沢山群がっている美しさが私は好きなのです
ほらこの足もとのきんぽうげや舌だし権兵衛の花
あの吉井川の河原の起伏に咲きつづけているみやこ草だのへびいちごの花
ね 景色一杯の刷毛目でしょう
プリマベーラの図柄でしょう
雲の美しさだとか風のそよぎのきよらかさに対して
地球を彩っている花なのです
むこうの山々を燃えたたしているのは山つつじ
あの白い一本の樹は鈴なりのあさどりの花ね
もうそろそろ花よりも美しい叢(くさむら)の
みどりの噴水がはじまりますね
そのしぶきのように野ばらや山ふじが散りこぼれます
昔の人はあの山を
立派に装った男性に見立て
特に春の山に恋の勝利をあたえました
若い人よ
美しさと云うことがことさらな一本の開花でなくて
いのちの発露と云ったものにもあるようにおもわれます
しずかに雨が降り出しました
いま春の尽きんとするこの道に
極まって哀惜に傾こうとするこの道に

大空に直立せむとひたすらに
      水ひびきあふブナの枝枝

                  川野里子

 西宮緑化植物園にて