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しゃぼん玉の唄      金子光晴

4月14日

ラナンキュラス

キンポウゲ科ラナンキュラス属
原産地 トルコ、イランなど
花期間 4月〜5月
別名ハナキンポウゲ 

大輪八重咲きで花色も多く4月初めころに咲いているのを見ると豪華な感じがします。十字軍遠征の時、中近東からヨーロッパにもたらされ、改良が重ねられ、豪華な品種が数多く作り出されました。キンポウゲの仲間は世界中に多くの種類があり、概ね湿気の多い土地を好むのですが、このラナンキュラスだけは乾燥した気候を好みます。


鶴見緑地公園

京都府立植物園

しゃぼん玉は
どこへいつた。

かるがるとはかない
ふれもあへずにこはれる
にぎやかなあの夢は
どこへいつた。

甘やかな踊りや唄の
つれてゆかれたさきは
どこなのだ。

薔薇色の
しゃぼん玉よ。
ばらの肌のばらの汗よ。
ひらくよりもはやく
別辞(わかれ)をつげて
そらへあがつていつたもの。
ときのまの愛着よ。

旅立つ虹よ。
荒廃のまんなかで
人が追ふ
しゃぼん玉。

大きな玉よ。小さな玉よ。
みんなどこへいつた。

僕の心に永遠にのこらうとして
亡びていつたうつくしさなのか。

玉虫がらすよりも匂やかに
空にうかんだ天女たちよ。

写真はクリックすると1024×768ピクセルの画像がでます


京都府立植物園

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赤葡萄酒(ヴァン・ルージュ)飲めば
酔うかな身のうちに
天鵞絨(ビロード)がいま敷きつめらるる

                  松平盟子

淡路島夢舞台ブロムナードガーデンにて