淡路島夢舞台プロムナードガーデンにて
4月13日
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)
マンサク科トキワマンサク属 常緑低木あの胸が岬のように遠かった。
畜生! いつまでおれの少年
永田和宏
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シュワルツワルト ヘルマン・ヘッセ
(訳)高橋健二
なんともいえず美しくつながる丘、
暗い山、明るい草地、
赤い岩、トビ色の谷が
モミの影にほのかにおおわれている!
その上で塔の鐘の
つつましい響きが
モミのあらしのざわめきにまじると、
わたしはいつまでも耳を澄ましていることができる。
そうすると、夜、暖炉のそばで
読んだ伝説のように、
ここを家としていたころの記憶が
わたしをとらえる。
あのころは、遠いかなたがもっと気高く、柔らかく、
モミの林に飾られた山々が、
もっと幸福に、もっと豊かに、
少年だったわたしの目の中で輝いた。