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12月19日

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スノードロップ

雪原の風景    武田隆子


ヒガンバナ科ガランツ属 球根植物
原産地 ヨーロッパ中南東部、コーカス、トルコ
花期間 1月~3月
別名 雪の華、待雪草、雪の雫
多くのロマンチックな伝説やいわれを持つ花で、12月にこの花を見ると翌年は幸せが訪れるとか…。そこで12月の初めに服部緑化植物園のヌマスギの根元に1、2輪咲きかけていたのを思い出し、行ってみると見事咲いていました。林の奥の紅葉の残り葉をバックにして、年の暮れのスノードロップの写真を撮りました。


  ただひとり冬咲く花にむかひゐて
  しづむ思をいたはらむとす

                    相馬御風

目の限り遮るもののない雪の原に立つと
雪の落ちてくる泣き声がきこえる
涙が凍って六角の結晶になった雪は
囁(ささや)きながら舞いながら
遠くの山から曠野へ降りてくる

その雪はひとり行く人を浚(さら)う
楢(なら)や檪(くぬぎ)や椵松(とどまつ)を倒す
寂莫を連れて私の中を通る

雪が霏々と降りしきる日
死んだ白鳥に生きている白鳥が
寄り添っているのを
塘路湖で見たことがある

足の温もりを奪われて私は渺々の雪原に沈む

写真はクリックすると1024×768ピクセルの壁紙サイズの画像がでます

大阪府豊中市服部緑化植物園にて(12月18日)