つゆが、しもに変り、
しもは朝ごとに白くなる。

村のかきの実は、赤くうれ、
赤く、赤くうれ、
ひくい枝から、だんだんへっていく。

空は一日、青くすみ、
青く、青くすみ、
からすのむれが
ごまをまいたように飛ぶ。

そんな日が続き、
同じような日が続き、
こずえに残されたかきの実、一つ。

実は赤く光り、
赤く、赤く光り、
冬が来た信号燈のように、
村でいちばん早く、朝日をあびる。


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京都竜安寺
鏡容池の柿

嵯峨野常寂光寺
老爺柿

山の辺の道から
畝傍山・耳成山

京都竜安寺(11月25日)

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カキノキの実と花

かきの実     与田準一

12月7日


嵯峨野落柿舎

カキノキ科カキノキ属
原産地 中国
花期間 5月 実は秋に熟す
柿の実には甘柿と渋柿があります。渋柿は干すと甘くなり食べられますが、近年はアルコールや炭酸ガスを使って甘くした生柿が一般に食べられています。
柿は北海道と沖縄を除く全国で栽培され、多くの品種があります。
カキノキの花は5月中旬頃にうすみどり色の小さな地味な花を枝に多数付けますが、あまり目立ちません。

  湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
                久保田万太郎

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柿の花3

柿の花4

柿の花2

柿の花1