
うしろで
優雅な 低い話し声がする。
ふりかえると
人はいなくて
温顔の石仏が三体
ふっと
口をつぐんでしまわれた。
秋が余りに静かなので
石仏であることを
お忘れになって
お話などなさったらしい。
其処だけ不思議なほど明るく
枯草が こまかく揺れている。
11月23日
シノグロッサム(支那忘れな草)
ムラサキ科シノグロッサム属
原産地 中国西南部〜チベット
花期間 暖地4月・5月 寒冷地6月〜8月
暖地ではこぼれ種で10月・11月にも開花。
青空のような色の花が忘れられません。他に白やピンクの色もあります。花の形はワスレナグサにそっくりです。こちらの方は中心の蕊が黄色でなく花と同じ色です。
石 仏 ― 晩秋 吉野 弘
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空のなかにたおれいるわれをめぐりつつ
川のごとくにうたう日日たち
寺山修司
淡路夢舞台プロムナードガーデンにて(11月10日)