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  「白鳥」 11   吉田一穂

未知から白鳥はくる。
日月や星が波くぐる真珠海市(かいやぐら)
何処へ、我てふ自明の眩暈(めまい)……

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11月16日

サーカス    中原中也

幾時代かがありまして
   茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
   冬は疾風ふきました

幾時代かがありまして
   今夜此処(ここ)での一と殷盛(さか)り
      今夜此処(ここ)での一と殷盛(さか)り

サーカス小屋は高い梁
   そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒(あたまさか)さに手を垂れて
   汚れ木綿(もめん)の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

それの近くの白い灯が
   安値(やす)いリボンと息を吐き

観客様はみな鰯(いわし)
   咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

屋外(やがい)は真ツ闇(まっくら) 闇(くら)の闇(くら)
夜は劫劫(けふけふ)と更けまする
落下傘奴(らっかさんめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

ソナレノギク(磯馴野菊)

キク科ハマベノギク属
原産地 西日本の海岸沿い
花期間 10月〜11月
ヤマジノギクの海岸型と考えられています。ヤマジノギクは秋吉台など石灰岩の栄養にとぼしい日当たりのよい草原に多いが、ソナレノギクも海岸の崩壊した明るい崖地に多く自生し、四国の宇和島から足摺岬にかけての海岸や島に多く見られます。
ノギクとしては大きい花で細い薄紫の花弁と清楚な形がが印象的です。

11月8日 西宮緑化植物園にて