
秋 丸山 薫
11月4日
オキザリス(オキザリス・ボーウィ)
カタバミ科カタバミ属
原産地 原種は世界中の温帯・熱帯に広く分布し、日本でもカタバミやムラサキカタバミが畑や公園の雑草として繁茂しています。
花期間 春〜秋 花色 赤・紫・白・黄・橙
園芸種も多数あり、ここで取り上げたのはオキザリス・ボーウィという大輪のピンクのもので、植物園や庭によく植栽されている品種です。
命ひとつ露にまみれて野をぞゆく
はてなきものを追ふごとくにも
太田水穂
雨は情意(こころ)の旅宿のうらぶれた鎧扉にふる。
感傷の尖った軒の勾配をたたき、
亀裂(ひび)われた壁の愁の樋をあふれ、
頼る辺ない流浪の孤独の靴先に滲み、
また投げ棄てられた忘却の杖の柄を冷たく浸す。
飛沫に額を覆った甃(いしだたみ)の上の悲しい角燈(ランプ)。
襤褸となって舞い落ちる回想のわくら葉――眼をつむれば
その泪はひとすじの闇に光って見える。
その嘆きがひとこゑ胸に消えて聴(きこ)える。
写真はクリックすると1024×768ピクセルの壁紙サイズの画像がでます
11月2日 西宮緑化植物園にて